英語はフィーリングを記憶すると使えるようになる

ドルフィンイングリッシュクラブでは「英語は勉強しなくてもOK」というスタイルを取って英語に触れています。もちろん、英語の学習は否定せずに、興味や関心に合わせて必要な学習を行うことはとても大切ですし、学習は人間体験の中でも有意義なものだと感じています。また、ある種の英語の職業に就いたりプロとして活躍したい場合は、試験など対策は必要になるでしょう。

 

しかし、これが英語をこれから覚えていきたい人や、なかなか英語が身に付かず半ば諦めている人、英語をどこから手を付けて良いか分からないという方、そして英語をコミュニケーションのツールとして活用していきたいという方の場合、英語を勉強するものとして捉えることは逆効果です。文法や単語、発音など論理的な構造が気になったり、こういう場合はこう言わなければならないという考えに縛られたりすれば、英語は頭で覚える勉強になってしまい、使うものではなくて考えるものになってしまいがちです。まずは英語スイッチ。英語の勉強はその後、柔軟に行う事ができるようになります。

 

僕の個人的な体験です。僕が英語を好きになり英語に興味が出始めたのは、中学3年の時にアメリカ人のAETの先生との英語での会話がきっかけでした。それまで、僕は英語は全くできず、失礼かもしれませんが、その時の英語の先生の説明もイマイチ分かりにくく、テストもよくできませんでした。そんな中、職員室に行った時のこと。後輩が何やらAETの先生の前でモジモジしつつ笑っています。日本人の英語教師に用事でもあったのでしょうが、その時にお目当ての先生はいずAETの先生しかいなかったので、明らかに困りつつ笑ってごまかしていたようなイメージです。知っている後輩だったので、近寄ってどうしたのか聞こうとしたら、AETの先生が英語で「What are you doing?(何をしているの?)」と後輩達を見て質問をしていました。後輩達は僕に救いを求めるように僕の方を見ました。僕は少々緊張しどう答えてよいか迷った挙句、「They are smiling.(彼らは笑っています)」と伝えたら、AETの先生は大笑い。そして確か「それは見れば分かるよ(I know it!)」というような事を言い、緊張感がある状態から急に和やかなムードになりました。僕もその時に英語が通じた喜びと、先生の笑顔などで、緊張がほどけ、つたない英語で先生に後輩達の要件を伝えました。

それ以来、その英語の先生と学校で合うたびに、英語で会話を楽しみました。授業のような文法や教材に従う英語ではなく、自由に自分の興味や関心について英語で先生と話し、英語が通じる喜びを味わっていました。この体験が僕の英語人生で大きな体験でした。

 

僕の個人的なこの体験を振り返ると、ここには感情やフィーリングが影響していることが分かります。いわゆる英語に対するポジティブな反応が英語の能力を高めてくれたということです。このことから、英語は文法や単語に集中するより、むしろ英語を使ったときのフィーリング・感情をしっかりと記憶しておくことが英語を使えるようになるためのキーだということです。例え、文法的に間違っていても、発音が日本語であったとしても、英語が使えて通じるときのフィーリング。これが英語スイッチを押すキーです。ドルフィンイングリッシュクラブでは、この点を大切にし、「英語を無理に覚える必要や勉強する必要も無いです。クラブの時に使った英語も忘れてもOKです。ただ、英語を使ったときの気持ちを記憶しましょう」とお伝えしています。

 

それは子供が言語を覚えていくプロセスにも似ていると感じています。

 

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